巨人背番号97の歴代系譜!デラロサの衝撃から井上温大の覚醒秘話まで
読売ジャイアンツにおいて、90番台の大きな背番号には独特のロマンが漂います。かつては指導者や控え選手の番号という印象も強かった90番台ですが、現在の読売巨人軍において「背番号97」は、シーズン途中にチームを救った強力な助っ人外国人や、育成から這い上がって一軍の主力を掴み取った若手サクセスストーリーの象徴的なナンバーへと進化を遂げました。
プロ野球ファンなら誰もが記憶に焼き付いている剛腕クローザーの快投、左腕エースへと覚醒していった若手投手の原点、そしてベテランのリバイバル劇まで、背番号97には数多くのドラマが刻まれています。本記事では、読売巨人の背番号97を背負った歴代選手の一覧から、背番号変更の真相、さらには最新のチーム状況まで徹底的に深掘りして解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:背番号97はルビー・デラロサの絶対的守護神時代やC.C.メルセデスの台頭など「強烈な救世主」が刻まれた出世ナンバー。
- 要点2:左腕の井上温大が怪我と育成契約を乗り越えて支配下復帰した際に着用し、飛躍の足がかりとした重要な系譜を持つ。
- 要点3:シーズン途中の緊急補強や育成昇格時に空き番として割り当てられやすく、そこから結果を残して一桁や若い番号へ羽ばたくドラマが魅力。
【歴代系譜】読売ジャイアンツ「背番号97」を背負った選手一覧
読売ジャイアンツの長い歴史において、背番号97を着用した選手は決して多くありません。しかし、その顔ぶれを見ると、名リリーバーとしてチームを支えたベテランから球史に残る助っ人外国人、そして期待の生え抜き選手まで、非常に濃密な顔ぶれが並びます。
読売巨人軍の選手名鑑や公式記録を紐解くと、主な歴代着用者は以下の通りです。
・益田明典(1993年〜1995年・投手)
・伊藤博(1996年〜1998年・トレーニングコーチ)
・福井敬治(1999年〜2000年・内野手 ※後に背番号35へ変更)
・三木均(2005年・投手 ※後に背番号21へ変更)
・藤田宗一(2008年〜2011年・投手)
・ルイス・クルーズ(2017年・内野手 ※11から変更)
・C.C.メルセデス(2018年・投手 ※育成から支配下登録時に着用、翌年42へ変更)
・ルビー・デラロサ(2019年途中〜2022年・投手)
・井上温大(2022年途中〜オフ・投手 ※育成から支配下復帰時に着用、後に90、さらに若い番号へ)
・ココ・モンテス(2024年途中〜・内野手)
こうして系譜を振り返ると、2000年代後半以降の背番号97は「途中加入の即戦力助っ人」あるいは「育成から支配下登録を勝ち取った選手のスタートライン」として機能していることが鮮明に分かります。
守護神として君臨!ルビー・デラロサが巨人に残した強烈なインパクト
巨人ファンにとって「背番号97」と聞いて真っ先に思い浮かぶ存在の一人が、ドミニカ共和国出身の剛腕右腕ルビー・デラロサです。2019年6月、リリーフ陣の再建が急務だった原巨人に緊急加入すると、その圧倒的な球威と高速スライダーで瞬く間にクローザーの座を射止めました。
デラロサが巨人在籍時に残した主な通算成績は、以下の通り目覚ましい数字を誇ります。
・2019年:26試合 1勝0敗 8セーブ 5ホールド 防御率2.25(リーグ優勝に大きく貢献)
・2020年:35試合 2勝0敗 17セーブ 5ホールド 防御率2.48(連覇達成の立役者)
・2021年:46試合 1勝0敗 7セーブ 15ホールド 防御率2.82
・2022年:30試合 0勝0敗 1セーブ 11ホールド 防御率2.30
最速160キロ超のストレートと鋭く落ちるスライダーを武器に、幾度となく東京ドームの九回を締めくくった姿は圧巻でした。助っ人外国人がシーズン途中に背番号97を着けて大成功を収めた象徴例であり、この4年間の活躍によって「巨人の97=頼れる助っ人の守護神」というイメージがファンの間に定着しました。
育成から大出世!メルセデスと井上温大に見る「97番」からの飛躍劇
背番号97は、外国人クローザーのイメージだけでなく、「育成契約からの大出世ナンバー」としての重要な側面も持っています。その筆頭が、左腕のC.C.メルセデスと井上温大の2人です。
ドミニカのアカデミーから来日し、2017年に育成契約を結んだメルセデスは、2018年7月に念願の支配下登録を勝ち取りました。その際に与えられたのが「背番号97」でした。メルセデスは一軍昇格直後から先発ローテーションに入り、初登板から好投を続けてデビューから先発5連勝をマーク。優勝争いを繰り広げるチームの救世主となり、翌2019年からは主力級の番号である「42」へと出世を果たしました。
そしてもう一人のドラマが、生え抜き左腕の井上温大です。前橋商業高校から2019年ドラフト4位で入団した井上は、左肘のトミー・ジョン手術を経て一度は育成契約(背番号091)を経験。リハビリを乗り越えて球速と制球力を格段に向上させると、2022年7月に再び支配下登録を勝ち取り、用意されたのが「背番号97」でした。
背番号97を背負ってプロ初勝利を挙げた井上は、その後背番号「90」などを経て巨人の先発ローテーションを担う主力投手へと大きく成長を遂げていきました。育成落ちというプロ野球人生の危機から這い上がり、一軍の表舞台へ駆け上がる過程で背負った97番は、井上にとってまさに「復活と覚醒のメモリアルナンバー」となっています。
背番号変更の真相とドラマ|藤田宗一やクルーズが背負った90番台の意味
なぜ選手たちは「背番号97」を背負うことになり、どのような背景で変更されていくのでしょうか。その真相を紐解くと、プロ野球におけるチーム編成や外国人枠、空き番号のシビアな事情が見えてきます。
千葉ロッテマリーンズの強力中継ぎ陣「YFK」の一角として鳴らし、2008年に巨人に移籍してきた藤田宗一は、移籍時に背番号97を選択しました。実績十分のベテラン左腕でありながら大きな番号を選んだ背景には、当時巨人の主力番号が埋まっていた事情に加え、「一から出直してチームを支える」という不退転の決意が込められていました。藤田は移籍初年度から39試合に登板し、見事にブルペンを支える大車輪の活躍を見せました。
一方、2017年に背番号11から97へと変更したのがルイス・クルーズです。前年に好成績を残したものの、2017年に新外国人投手(マイルズ・マイコラスやアルキメデス・カミネロら)が加入したことやチームの背番号再編に伴い、90番台への変更を余儀なくされました。助っ人枠の競争やポジション争いが激化するなかでの背番号変更には、プロ野球界の厳しい生存競争のリアルが浮き彫りになっています。
このように、読売ジャイアンツにおける背番号97は、単なる空き番号の割り当てにとどまらず、選手の移籍に伴う決意、外国人枠の再編、育成からのステップアップといったチーム戦術のリアルなドラマが色濃く反映される番号なのです。
【2026年最新】読売巨人軍の背番号97着用者とチームの戦力構想
2024年シーズン途中には、打線の起爆剤としてメジャー経験を持つ内野手ココ・モンテスが加入し、背番号97を着用して鮮烈なデビューを飾りました。勝負強い打撃とユーティリティーな守備力でチームの攻撃陣にアクセントを加え、シーズン終盤の戦いに大きく貢献しました。
近年の読売ジャイアンツにおける背番号一覧を見渡すと、90番台は「シーズン途中の外国人緊急補強枠」および「ファームから支配下登録を勝ち取った有望株の最初の居場所」として完全に定着しています。
2026年現在のジャイアンツ最新ニュースにおいても、ファームで頭角を現した育成選手の支配下昇格や、新外国人選手の獲得時には、この97番をはじめとする90番台後半の空き番号が常に注目されます。「97番を着けて結果を出し、オフに若い背番号を勝ち取る」というサクセスロードは、首脳陣やフロントにとっても明確な育成・補強プランの指標となっているのです。
【巨人 97】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:巨人の背番号97で最も長く着用し、活躍した選手は誰ですか?
A1:最も印象的な活躍と長い着用期間(2019年途中〜2022年)を誇るのは、守護神としてリーグ連覇に大きく貢献したルビー・デラロサです。通算30セーブ以上を挙げ、絶対的なクローザーとして君臨しました。
Q2:井上温大投手が背番号97を着けていた時期とその理由は?
A2:井上温大投手は2022年7月に育成選手から支配下登録へ復帰した際、背番号97を着用しました。怪我からの復帰と支配下復帰の証となった番号であり、同年オフに背番号変更が行われるまで着用していました。
Q3:巨人で背番号97が外国人選手や育成上がりの選手に多い理由はなぜですか?
A3:日本のプロ野球では、シーズン開幕後に新加入する外国人選手や育成から支配下登録される選手に対し、空き番となっている90番台の大きな番号を割り当てることが通例となっているためです。巨人の97番は、そこから大活躍して若い番号へ出世していく「登竜門」としての性格を持っています。
まとめ:巨人の背番号97は「這い上がりと救世主」の熱き象徴
読売ジャイアンツの背番号97は、かつての控え番号という枠を完全に飛び越え、「チームを救う緊急補強の切り札」そして「育成から頂点を目指す選手の這い上がりナンバー」としての確固たる地位を築き上げました。
藤田宗一のいぶし銀の投球、メルセデスの鮮烈なデビュー、デラロサの圧倒的なセーブ劇、そして井上温大の復活劇など、どの時代を切り取ってもファンの心を熱くさせるドラマが詰まっています。
今後も読売巨人の背番号97を誰が背負い、東京ドームのグラウンドでどのようなサクセスストーリーを描いていくのか。背番号97の系譜から、今後も目が離せません。 (出典: 巨人 97(Yahoo!ニュース))